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アンカー 1

生誕150年・実力派の画家たち

-三宅克己、中沢弘光から和田英作まで

2024年11月1日〔金〕- 2025年3月2日〔日〕

開館日:金・土・日および祝日〈11月4日(月)、1月13日(月)、2月11日(火)、2月24日(月)〉
※ 松阪カルチャーストリート開催期間中(11月9日-17日)は水曜日のみ休館。

※年末年始〈12月27日(金)-1月3日(金)〉は休館。

 今から150年前の1874年4月、パリでは第一回印象派展が開催されました。その時の日本は改元間もない明治7年にあたります。
 日本近代美術の礎を築いたのは江戸時代の終盤に生まれた人たちですが、今回取りあげる1874(明治7)年生まれの画家たちは、明治の後半から昭和戦前戦後の時期に活躍した、いわば近代の屋台骨を支えた人たちです。
 当ミュージアムのコレクションでは、三宅克己(1874 -1954)、中澤弘光(1874 -1964)、小室翠雲(1874 - 1945)、池上秀畝(1874 - 1944)、満谷国四郎(1874 - 1936)、鹿子木孟郎(1874 - 1941)、そして和田英作(1874 - 1959)が該当します。いずれの画家たちも、近世江戸文化の名残を体験しながらも、新たな時代を切り拓き美術の振興に影響を与えた人たちで、指導者としても尽力しました。
 今日、これらの画家たちは忘れ去られつつありますが、一生涯を芸術に捧げた実力派の画家がこれほど多く生まれた年も珍しいことです。生誕150周年の記念の年に、いぶし銀ともいえる作品の数々を是非ご堪能ください。

■入館料:大人500円(400円) 高校・大学生300円(200円) 中学生100円 小学生以下無料 

※( )内は20名以上の団体料金。※65歳以上の方は100円引、障害者手帳等をお持ちの方は200円引となります。

 

■会期中のイベント(入館チケットが必要です)


◎学藝員によるミュージアム・トーク
2024年11月17日 (日)、
2025年1月11日 (土)
いずれも午後2時から約30分、事前申込不要。

◎学藝員によるスライド・トーク
展示室にてよもやま話に花を咲かせます。
2024年12月8日 (日) ⑬ 近代絵画の繊細さと可愛さと 
2025年2月8日  (土) ⑭ 博物館概論 その2 建築・施設と機能
いずれも午後2時から約40分、事前申込不要。

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