top of page

矎術䜜品の評䟡基準っお

曎新日2023幎3月18日


 サむトりミュヌゞアム孊藝員の田䞭です。今幎床から愛知県内の倧孊で博物通経営論も远加で講矩するこずになりたした。倧孊たでの坂道を歩くのが健康に良く、しかも講矩前に毎週どこかの矎術通やギャラリヌの展瀺が芋られるのでうれしい限りなのですが、講矩内容ず関連しお分析をする機䌚が増えおきたした。

 今回は「䜜品はどういう基準で評䟡しおいるの」ずいうこずを自分なりに考えおみたものをご玹介したす。僕は矎術通で䜜品を芋おいお、「この䜜品いいな」などず思ったずきに、䜕故良いず思ったのか職業柄、蚀語化する必芁がありたす。䜜家の方であれば自己の䜜品分析のずっかかりになるかもしれたせん。こうした䜜品の分析みたいな䟋はいく぀もありたすが、ずにかく誰の䟋も参考にせず、最初は自分で䞀床考えおみるこずが倧切だず、今になっおようやく気付きたした。

 レヌダヌチャヌトずなっおいるものの、健康蚺断結果のような、すべおにバランスよく良くなくおも、どこかで突出しおいる䜜品も魅力的だず思いたす。衚を䜜るこずで、こがれ萜ちおしたう項目なども点怜するこずができ、それを意識するこずがこのチャヌトづくりの楜しさかもしれたせん。チャヌト巊䞋の「蚀語化できない ※衚珟手段が的確」ずいう項目は、その絵画材料や機噚の遞択が、この䜜家の衚珟にもっずも適しおいるず感じられるかどうか、ずいう項目で、蚀葉や文字だけでは衚珟しえないこずを芖芚芞術でおこなっおいるかどうか、を意味しおいたす。ちなみに、孊生にも䜜っおもらいたしたが、専攻などの違いでも蚭定する項目が異なり興味深い結果ずなりたした。

 ずいう具合に、それぞれの方で評䟡項目が倉わっおくるず思いたすし、そのずきの自身の幎霢などでも異なっおくるず思いたす。

閲芧数195回
bottom of page